「デザインパーマ」と「デジタルパーマ」、どちらも髪にカールやウェーブをつけるパーマですが、その仕上がりや施術方法には違いがあります。 デザインパーマとデジタルパーマの違い を理解することで、あなたのなりたいスタイルにぴったりのパーマを選ぶことができるでしょう。

パーマの基本:デザインパーマとデジタルパーマの仕組みの違い

まずは、それぞれのパーマがどのようにカールを作り出すのか、その基本的な仕組みから見ていきましょう。デザインパーマは、ロッドを巻く方法や薬剤の塗布方法を工夫することで、様々なカールデザインを作り出すことが可能です。髪質やなりたいイメージに合わせて、スタイリストさんが細かく調整してくれます。

  • デザインパーマのメリット
    • 多様なカール表現が可能
    • 根元から毛先にかけて自然な流れを作りやすい
    • スタイリング剤の選び方で仕上がりの質感を変えられる

一方、デジタルパーマは、専用のロッドに熱を加えてカールを形状記憶させるのが特徴です。そのため、乾いた状態でもしっかりとしたカールが出やすく、パーマをかけたてのような状態をキープしやすいと言えます。

ここでは、それぞれのパーマの特性をまとめた表を見てみましょう。

デザインパーマ デジタルパーマ
カールのつき方 濡れている時にカールが出やすく、乾くとゆるやかになる傾向。 乾いた時にしっかりカールが出やすい。
熱処理 基本的には熱処理は行わない。 ロッドに熱を加えてカールを定着させる。

仕上がりの質感:ふんわり vs しっかり

デザインパーマは、湿っている状態、つまり濡れている時にカールが最も綺麗に出やすく、乾かすにつれて少しゆるやかになる傾向があります。そのため、スタイリング剤をつけながらドライヤーで乾かすことで、よりカールを活かした質感を作りやすくなります。

  1. 濡れている状態:カールがはっきり出る。
  2. 乾いていく途中:カールが自然なニュアンスになる。
  3. 完全に乾いた状態:ゆるやかなカールやウェーブ感を楽しむ。

この特徴を活かして、ふんわりとした優しい雰囲気のウェーブや、動きのあるカールスタイルを表現するのに適しています。スタイリング剤によって、ウェットな質感にもドライな質感にも変化させることができます。

対してデジタルパーマは、乾いた状態でもカールがしっかりと出やすいのが最大の特徴です。これは、熱によって髪の形状が記憶されるためです。そのため、パーマをかけた直後のようなしっかりとしたカールを、自宅でのスタイリングでも再現しやすいのです。

施術方法:ロッドと薬剤の役割

デザインパーマでは、様々な太さや形状のロッドが使われます。ロッドの巻き方や配置によって、カールの大きさや方向を細かくコントロールすることができます。また、髪質やダメージ具合に合わせて、使用する薬剤の種類や強さも調整されます。

  • ロッドの太さ:細いロッドで細かいカール、太いロッドでゆるやかなカール。
  • ロッドの巻き方:毛束の取り方や巻き方向で、カールの表情が変わる。
  • 薬剤の選択:髪の健康状態を考慮し、最適な薬剤を選ぶ。

スタイリストさんの経験と技術が、デザインパーマの仕上がりを大きく左右する部分です。カウンセリングをしっかり行い、なりたいイメージを具体的に伝えることが大切になります。

デジタルパーマは、専用のデジタルパーマロッドを使用します。このロッドに熱を加えながらカールを形成していくのが特徴です。薬剤を塗布した後、ロッドを温め、冷ますことで、カールが髪に定着します。この熱処理によって、髪の形状記憶力が利用されるのです。

スタイリングのしやすさ:再現性の違い

デザインパーマは、濡れている状態が最もカールが出やすいため、スタイリング剤をつけながらドライヤーで乾かす、いわゆる「握りながら乾かす」といったテクニックが有効です。少し手間はかかりますが、その分、自分好みのカール感に仕上げやすいのが魅力です。

スタイリング方法 デザインパーマ デジタルパーマ
乾かし方 握りながら乾かす、自然乾燥でゆるやかに。 自然乾燥でもカールが出やすい、乾いた髪にスタイリング剤を馴染ませる。
スタイリング剤 ムース、ワックス、ジェルなど幅広く対応。 クリーム系、オイル系など、カールの質感を保つものがおすすめ。

デジタルパーマは、乾いた状態でもカールがしっかりしているので、スタイリングが比較的簡単です。髪を乾かした後、毛先にスタイリング剤を揉み込むだけで、パーマをかけたてのようなカールを再現しやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。

持ちの良さ:パーマの持続期間

デザインパーマの持ちは、髪質や施術方法、日頃のお手入れによって変わってきますが、一般的にデジタルパーマよりも少し短めになる傾向があります。特に、ゆるやかなウェーブやニュアンスカールなどは、時間の経過とともにカールが取れてくることがあります。

  1. パーマをかけた直後:カールがしっかりと出る。
  2. 数週間後:カールが少しずつゆるやかになる。
  3. 数ヶ月後:カールが取れて、パーマをかけ直したくなる。

ただし、しっかりとカールを出すようなデザインパーマであれば、比較的長持ちさせることも可能です。スタイリングの仕方や、パーマ用のシャンプー・トリートメントを使うことで、持ちを良くすることもできます。

デジタルパーマは、熱によってカールを形状記憶させているため、デザインパーマよりも持ちが良いと言われています。適切なケアをすれば、数ヶ月間しっかりとカールをキープできる場合が多いです。そのため、頻繁にパーマをかけ直すのが難しい方や、常にしっかりとしたカールを保ちたい方におすすめです。

ダメージについて:髪への負担

デザインパーマでは、一般的に「1剤」と呼ばれる薬剤で髪の形状を変化させ、「2剤」でそれを固定します。1剤の強さや塗布時間によっては、髪にダメージを与える可能性があります。しかし、最近の薬剤は進化しており、髪に優しいものが多く使われています。

  • ダメージを抑えるための工夫:
  • 低アルカリ性の薬剤を使用。
  • トリートメント成分を配合した薬剤を使う。
  • 施術時間を短縮する。

デジタルパーマは、熱処理を行うため、髪の水分が失われやすく、ダメージを感じやすいという側面もあります。しかし、最新のデジタルパーマ機器や薬剤では、髪への負担を軽減する工夫がされています。

デジタルパーマの熱処理は、髪のタンパク質に影響を与える可能性があります。そのため、施術前後のトリートメントケアが非常に重要になります。髪のダメージが気になる場合は、美容師さんとよく相談し、髪の状態に合った施術方法を選んでもらうことが大切です。

どんな人におすすめ?:なりたいスタイル別チョイス

デザインパーマは、ふんわりとしたナチュラルなウェーブ、毛先だけをカールさせたい、動きのある無造作ヘアにしたい、といった方におすすめです。スタイリング剤で質感を調整したり、乾かし方でカール感をコントロールしたい、という方にぴったりです。

例えば、以下のようなスタイルはデザインパーマが得意とするところです。

  1. ゆるやかなウェーブで、柔らかな印象にしたい。
  2. 前髪や顔周りの毛先だけ、自然なカールが欲しい。
  3. ブローやスタイリングで、色々なカールを楽しみたい。

デジタルパーマは、乾いた状態でもしっかりとしたカールをキープしたい、毎朝のスタイリングを楽にしたい、パーマの持ちを重視したい、という方におすすめです。パーマをかけたてのような状態を長く楽しみたい方に最適です。

具体的には、以下のような方にはデジタルパーマが向いています。

  • コテで巻いたような、くっきりとしたカールが欲しい。
  • 朝、髪を乾かすだけでカールが決まるようにしたい。
  • ロングヘアで、毛先までしっかりカールをつけたい。

デザインパーマとデジタルパーマ、それぞれの特徴を理解することで、あなたの理想の髪型に近づけるはずです。どちらのパーマが合っているか迷ったときは、ぜひ美容師さんに相談してみてください。あなたの髪質やライフスタイルに最適なパーマを提案してくれるはずです。

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